管理人の建てた家を、ご紹介していきます。
2013年築です
次は我が家の元気な子どもたち(男・女・女)の部屋についてです。
設計当時は、中2男、小5女、小2女でした。
間取り
間取りの工夫
ケンカの絶えない3人兄弟に納得させることと、自然にリビングに集まるような間取りを心がけました。
- 広さは3部屋同じ4.5畳に
- あとで分けられる流行りの間取りではなく、しっかり最初からセパレート
- 東道路側の、開けた位置を確保
- 朝からさんさんと陽光が入るよう東向き
- 広さは狭く、勉強と寝るだけの部屋に
- 友達と遊んだりするのは、リビングやロフト階のセカンドリビングに
- 外壁側はなるべく窓を設ける(中部屋以外は2窓設置)
- 狭い部屋なので、クローゼットは引き戸
- 各部屋1畳弱のクローゼットは備え、学校のものやお気に入りの洋服などかけられる様にした(他にセントラルなファミリークロゼットあり)
- 勾配天井にして、狭いながらも空間は広く
- 勾配天井にロフトと繋がる造作窓をつけ、換気とエアコンの冷気を取り込む(一番下の部屋はできず)
- 家具の配置を事前に考え、窓・ドアの開く方向を考えた
- ドアは動線が交差する場所があったので、すべて内開きとした
- 電気の点け忘れ寝が想定されるので、入り口付近にホタルスイッチを設置
アンダーラインを引いた箇所は、色々議論があると思います
家族でよく話し合い、最適な選択を考えましょう
あとは結果的に母屋下がりとなり、太陽高度の高い時に日射遮蔽ができました。
内覧会
内装は同じ壁紙とパインパネルですが、着色を変えています。
一番下:長男部屋
建具:ナチュラル
壁:イエロー
真ん中:長女部屋
建具:ホワイト
壁:ベビーイエロー
上:次女部屋
建具:ホワイト
壁:ベビーミント
子どもたちの話し合いで場所を決めさせたのですが、この北の部屋が余ると思っていました。
ところが次女が「トイレが一番近い」という理由で、即決。
聞いてみないと分からないものだなと、面白く思いました。
失敗したところ
①:パネルヒーターとの干渉
普通のご家庭では関係ないのですが、我が家の場合各部屋にパネルヒーターがありこれが家具の配置を圧迫しました。
特に窓が多く、大型のパネルヒーターが配置されている長男の部屋(一番下:南)はかなり厳しかったです。
想定される机とベッドの大きさを伝え、特に4.5畳で子供部屋を考える場合は慎重に検討してください。
今は私の仕事部屋になっており、ベッドがないため快適です
②:コンセントの位置
家具の配置も考え、設置したつもりですが色々失敗しました。
- 3口はアダプターと干渉し、実質2口しか使えなかった
- ベッド周りのコンセントが不便
- 模様替えがない前提の部屋なら、ベッドのコンセントは例えば床から70~90cm程度に設置
向きも考え、スマホの充電をイメージ
- 机周りのコンセントが少ない、不便
③:照明の種類
勾配天井面に光を回したかったのと、照明配線を目立たせたくなかったのでこんな照明にしました。
今考えると、せっかく勾配天井なので桁にライティングレールを取り付け、照明の種類が選べるようにしても良かったと思いました。
当初はライティングレールでしたが、予算の関係で諦めました…
まとめ
今回は子供部屋のWEB内覧会と、失敗ポイントについてご紹介しました。
子供部屋は広さも、将来的な数も含め難しい選択が生じます。
お友達は想定外の出産があり、お父さんの書斎を取り上げられてたね
数が決まってこないと、広さも決まりませんし、子供部屋が決まらないと他の部屋を決められないなど小さいながらも非常に重要な部屋です。
また将来的に区切るか、建築時に各部屋を区切るかも重要なポイントです。
お子さんの年齢なども考慮し、色々なパターンを想定してみると良いと思います。
子どもたちが家づくりに参加する重要ポイントですので、家族で楽しみ議論しながら作り上げていきましょう!
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